冬の山林で石仏と出会う

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先日、家族で五和町の山林を散策してきました。

山林の中は木の香りが充満していて、まさに天然のアロマテラピー

自然に触れ、五感が刺激されることで、意識の純度が上がります。

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途中、目についた珍しい赤い実、

Googleの画像検索で調べてみたら、冬になると赤く色づくサトイモ科の、ムサシアブミと言う植物らしいです。

知識はなくともスマホがあると画像で検索できます。

ムサシアブミ - Wikipedia

今の時代に本当に必要なのは、検索可能な知識よりも、知性なんだと言えます。

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そんな、高い山ではありませんが獣道のような所を上がりました。

ちょっと油断して、道の選択を誤ると危険です。

でもそれが忘れかけていた冒険心を呼び覚ましてくれます。

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そして、頂上付近で岩に彫られた数体の石仏と出会う。

赤い実の植物のことは、検索で見つけられたが、険しい山道を登りたどり着く、この場所のことはネットで検索しても恐らく出ては来ないだろうし地元の人たちでもこの場所を知らない人も多いでしょう。

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そう言えば小学生の頃は、よく友達とこの様な山林を探検して遊んでいたなあ。

この石仏たちは、私が小学生の頃よりも、

もっと、もっと、ずっと前から、雨風に打たれながら、この場所に存在していたのだろう。

それに比べたら、私はまだ生まれてから、たった48年間しかたっていない。

残りの人生はあと何年間か?

いつまで生きることが出来るのか?

それは、まだ誰にも分らない。

人の命は長いようで短い。

だからこそ、本当にやりたいことをもっとやりたい思った。

そして、石仏のように雨風に打たれたとしても、

途中で大切な何かを失い。

たとえ疲れや弱気に取りつかれたとしても、

諦めたりせずに、悔いのないように、

笑って生き抜いてやろうと思った。