瞑想中は無になるのですか?
質問にお答えします。
瞑想中は無にはなりません。
また、無になろうとしてもいけません。
なぜなら、瞑想中に無になろうとすると、
今の自分が抱いている悩みや潜在している、
過去のトラウマに意識が、
支配される恐れがあるからです。
だから、ヴェーダ瞑想では無になるのではなく、
自然と思い浮かんでくる、
雑念や想念を無理に打ち消すのではなくて…
マントラいう音に意識を置くようにします。
ヴェーダ瞑想とは、
瞑想の源流であり、
最古の瞑想法だと伝えられています。
そして、瞑想で使用するマントラとは、
サンスクリット語の神聖な言葉のことです。
マントラは神聖な言葉ですが…
その言葉に意味や概念はありません。
マントラとは古代インド、
インダス文明の頃より、
取扱いが許可された、
一部の瞑想指導者より、
口伝で伝えられています。
そのマントラを、瞑想中に音として、
使用することで、
ヴェーダ瞑想は成り立ちます。
人それぞれ、体に響く音の浸透度合いや、
言葉の効果には違いがあります。
その為、本格的に瞑想を学ぶ場合には、
あなたに一番合った、
あなた専用のマントラを、
講師から受け取り、
個別マントラを使用することで、
本来の瞑想の効果を得ることが出来ます。
また、この神聖なマントラを、
他言したりメモしたりすることは、
マントラの効果が消えるだけではなく、
冒涜とされ固く禁止されています。
瞑想中は自然と雑念が浮かぶものです。
無理に無になろうとしてはいけません。
詳しくは、講座で伝えている内容なので、
これ以上は言えませんが、
瞑想の型を守り継続して行う。
過去を手放し未来を変える。
これが、ヴェーダの瞑想法です。
瞑想をやる目的や価値観は、
人それぞれ違うと思います。
世の中には沢山の瞑想法が出回っています。
YouTube、無料のサイト、瞑想アプリ、
瞑想に関する書籍
瞑想のやり方は多種多様で、
その気になって調べると、
沢山出てくると思います。
あなたの目的や価値観に、
一番合ったやり方を見つけることが、
とても大事だと言えます。